アルストロメリアを年中出荷
藤崎町で生産している花きの中でも人気が高く、年間の流通が可能なのが、ユリ科のアルストロメリアです。日本で流通されているアルストロメリアは、冷涼な気候が栽培に向いていると言われ、性質上、暑い夏は休眠します。夏季は株元を冷やすためにパイプを通し冷水を流すことで土の温度を20~25℃に調節、 冬季期間には適度な加温をすることで、藤崎町ではアルストロメリアをほぼ年中出荷を可能にしています。年間を通して適度な温度管理がされていることにより、他地域では出荷がほとんどなくなってしまう夏の出荷ができることから、アルストロメリア生産は青森県一となり、全国で見ても有数の産地となりました。
その他花種も栽培
アルストロメリアの他にも、重要が高く青森県内での栽培が多いトルコキキョウや菊花なども藤崎町で栽培されています。一年の平均気温が、全国に比べて冷涼な環境にある青森県で栽培される花は花持ちも良く、色合いも鮮やかだと高い品質を称されています。